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「教員養成コンソーシアム四国」第1回フォーラム

 3月27日(土)、「教員養成コンソーシアム四国」第1回フォーラムが全日空ホテルクレメント高松で開催されました。当日、約100名の参加者がありました。桐野推進委員会委員長(徳島文理大学学長)の挨拶の後、本事業の取り組み状況について、それぞれの運営部会から報告がありました。


 続いて、玉川大学教職大学院科長の長野正先生より「これからの教員養成」という演題での講演がありました。元小学校教員でもあった先生からは、教職大学院の開設を通して、これからの教員養成についていろいろな方向からのお話をしていただきました。始めに、社会環境の大きな変化として、社会構造の変化、教員に対する期待の高まりと要求の複雑化、教員に対する信頼のゆるぎ、多忙化と同僚制の希薄化、大量の退職と採用の時代などについて解説していただき、このような状況の変化に対応できる教員養成の在り方についてのお話がありました。 また、最近の教育と政治・政策についての動向、教員養成6年制の問題、学部・大学院の教職課程内容の充実のための課題、現職教員の専修免許化などについての先生の考えを聞かせていただき大変参考になりました。さらに、学部教職課程の質的改善については、「教職実践演習」の実効化、カリキュラムの再体系化、教職関連科目シラバスの有効化、教育実習の臨床研究化などについて大学で十分な議論をして教職課程の質保証をしていくことが大切であるというご指導をいただきました。先生の言葉の中にあった「進みある者のみが教師の資格がある」、「良い教師を育てたい」、「よい教師であり続けたい」という言葉が印象的でした。


 パネルデイスカッションでは、四国学院大学 神野先生の司会で、「これからの教員養成と学校・地域・大学の連携」というテーマのもと、6名のパネラーの方から、それぞれの立場での体験に基づいたお話が聞けました。教員をめざし学生としてやっていること、学びたいこと、座学だけでなくボランテアなどの実践力をつけておくこと、トラブルに強い教員の養成、高大連携の重要性、教員としての職業観や謙虚さの重要性、教材研究の重要性、人間力、課題解決能力とつけることの大切さ、地域と関わった学校支援ボランテア活動、教育実習の問題点、教職実践演習の内容づくりなどについて多分野からの多様なお話を聞くことができました。しかし、時間が足りなくてフロアーからの意見も求められず、議論を深められなかったことは残念でした。


 最後に司会者から、学校がチームとして取り組むチーム力養成の重要性、コミュニケーション力の高い教員養成の重要性、精神的にタフな教員の養成という視点で総括していただきました。


取り組み内容のポスター展示の様子


事業報告 「教員養成コンソーシアム四国」取り組み状況報告の様子


玉川大学教職大学院科長 長野正先生の講演の様子


パネルディスカッション「これからの教員養成と学校・地域・大学の連携」の様子

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