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教職実践演習に関する研修会

 3月24日(水)、徳島文理大学徳島キャンパスで、信州大学教育学部 臨床教育推進室長の伏木久始先生をお迎えして、「教職実践演習の開始に向けての課題」という研修テーマのもと、連携3大学の教員を対象にした研修会が行なわれ43名が受講しました。多くの事例の紹介があり、活発な意見交換が行われました。


 信州大学の特色ある取り組みとして、「教育臨床演習」の紹介がありました。これは、学校教育教員養成課程の必修科目であり、1週間一人で公立学校の現場に入るというものです。1年次の「教育臨床基礎」での学びを土台として、“外側”から眺めるだけでは理解できない子どもの実態、子ども同士や子どもと教師の関係性、さらに学校内外での教師の仕事の現実を教育現場に入り込んで体験しながら学び取ることを目的にした臨床実習と、個々の体験の意味を共同で省察するリフレッシュ演習を組み合わせた授業科目であり、3年次以降の教育実習の事前学習として位置づけられています。


 新設の「教職実践演習」は、教職に関する科目「総合演習」(必修)に代わり、「学生のこれまでの教職課程の履修履歴を把握し、それを踏まえた指導を行うことにより、不足している知識や技能等を補うものとする」 科目で、平成22年度入学生より、原則として4年次後期に実施するものであり、大学が教職免許を与える学生の“品質を保証”するものであります。 信州大学では,大学としての「教職実践演習」の進め方を文科省に説明して、4年次前期からの通年型として取り組んでいくようです。内容としては以下の2本立で計画しているようです。
フィールド実習
  ○学校機関 (附属学校や公立学校や中間教室等での観察実習、インターン実習、理科支援員、小 学校外国語活動の補助員、部活動のサポーター、不登校児童生徒の補助、各種授業研究会や学校行事の補助等)
  ○社会教育施設 (学童施設での補助員、公民館や公立図書館でのボランテイア、青少年自然の家でのサポーター等)
教職担当教員や外部関係者による大学での演習

 学内教員の意識の共有化を図る取り組みとして、「教職課程の授業に参画するすべての教員が教員養成のスタッフであることを自覚して授業方法に工夫をこらす」、「30の実習依頼校すべてに1名の大学教員の連絡教員を配置している」ということ。教職実践演習の担当者としては、20人ユニットに対して5人~6人を考えていること。また、教職実践演習のシラバスや個人カルテ(デジタルポートフォリオ)の紹介もありました。
 信州大学は、「教職免許がとれる大学」ではなく、そのための「適切なカリキュラムと指導体制」をとっている大学をめざしているというお話が印象的でした。


信州大学教育学部准教授 伏木久始 先生


連携3大学の教員の参加がありました。

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