▲徳島文理大学ホームページに戻る

 

 新しい学習指導要領に対応できる教員養成の共通プログラムの開発・充実を図る。

○小学校段階における外国語活動

 新学習指導要領で、平成23年度より小学校第5・6学年が外国語活動を週1コマ(35時間程度)導入される。(平成21年度から各学校の裁量により、実施可能)「英語ノート」等の教材教具を活用し、聞くこと、話すことを中心に主に学級担任が指導することになっている。小学校教員として外国語活動に対する理解とその指導力を養成することは重要であるが、課題も多く、学校現場も混乱している。そこで、外国語教育に実績のある四国学院大学を中心として、次の取組を行う。

  1. 小学校教員を志す学生に外国語活動を指導する教員は、「外国語活動指導法」の授業内容・方法の開発を行う必要がある。そこで、大学間で教材の有効利用法を開発し、有効と考えられるものについて相互提供を行うなどの連携を行う。
  2. 各県で教育委員会が中心となり教員研修を実施しているが、教員養成のためには教育委員会や小学校・中学校との連携を行っていくことも重要であり、早い段階から学校現場で観察実習に参加させる必要があり、そのための方策を共同研究する。
  3. 各大学には多くの留学生が学んでいる。外国語活動のねらいが外国語を通じて積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図るということから、留学生に協力を依頼し、生きた英語活動の工夫についても各大学間で実践し、その成果を持ち寄る。

○伝統や文化に関する教育の充実

 教育基本法の改正を受け、新学習指導要領に伝統や文化に関する教育の充実が盛り込まれた。古典の重視、歴史教育の充実、そろばん、和楽器、美術文化、和装の取扱いや武道の必修化など多くの教科・科目に関わっている。また、地域の伝統文化について学ぶなど地域との連携も必要である。各大学とも開放講座等での実績もあり、情報交換を行い、本事業として次の取組を行う。

  1. 教職課程の中に、教育関係施設(文学書道館、博物館、美術館)を利用した授業、古典に精通している外部人材による特別授業などを盛り込む。各大学に設置された学部・学科の専門性に立脚した内容などを開発し、3大学が連携して指導プログラムの開発をする。特に、徳島文理大学には音楽科が設置されており、邦楽指導などで他の大学を支援できる。
  2. 地域の史跡訪問、伝統文化の見学など地域と連携して学ぶプログラムの開発を行う。

○理数教育の充実

 現在、子どもの理数科の学力低下が問題となっているが、大学で教職を目指す学生についても同様なことがいえる。中には簡単な算数や理科の問題が解けない学生がいる。こうした課題解決を図り、理数教育を充実するために次の取組を行う。

  1. 各大学で協同して教職を目指す学生の算数・数学・理科の学力調査を行い、問題点を見つけ、改善策を考えていく。そのため、各大学で連携して、調査問題を作成し、調査結果を分析する。
  2. 各大学の学力アップの方策についての情報交換を行い、学力向上のためのプログラムの開発を行う。
  3. 理科では実験が苦手な学生が多くみられる。そこで、各大学が連携して地域の子どもの参加する科学教室を開催する。例えば、第一線の研究者、技術者を招聘しての講演、学生もスタッフとして参加する化学実験教室の開催を行う。また、学生を国の事業である理科支援員に積極的に派遣する。徳島文理大学には、薬学部、理工学部があり、他の大学を支援する。
  4. 今後、小中高等学校理科教育設備が整備されることになるので、各大学が連携し小中高等学校の理科教員と共同で、理科教育設備を使った理科の実験や理科・算数の授業のプログラムの開発を行う。

 

 

    
Copyright 2008 Tokushima Bunri University All Rights Reserved.